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太陽光発電に蓄電池を後付け!価格相場は?LINEで簡単見積もり

太陽光発電に加えて蓄電池を後付けする際、まず気になるのは、蓄電池の価格と設置後の費用対効果。

既に太陽光発電を設置しているご家庭においては、固定価格買取制度(FIT制度)の期間満了に伴って、月々の売電金額が大きく減額することから、家庭用蓄電池の後付けが注目を浴びています。

当ページでは、

  • 蓄電池設置にかかる価格
  • 蓄電池の補助金制度
  • 蓄電池設置による費用対効果
  • おすすめの機種
  • その他(工事期間、電池寿命など)

上記の項目について解説します。

家庭用蓄電池の後付け価格

太陽光発電を設置済みのご家庭にて、家庭用蓄電池を後付けする場合における設置費用の総額は、およそ198~330万円(税込・標準工事)です。

上記の価格は、弊社でご案内している実際の価格であり、蓄電池本体の価格以外に工事費等を含めた総額です。

尚、個別の条件によりましては、追加の工事費が発生する場合もございます。

元来、東京電力電化推進パートナー店であり、『Switch ON さくら中央』として長年の実績を誇る弊社は、より適正な価格での商品提供のみならず、手厚いアフターサービスにも力を入れております。

当サイト内のお問い合わせページより、お見積り依頼も承っておりますので、お気軽にお問い合わせください。

蓄電池の分割払いは最大15年

蓄電池の価格は、決して安い金額ではありません。

一括での支払いが難しい場合でも、信販会社のクレジットを活用すれば、一括での大きな出費を抑えつつ蓄電池を導入することができます。

クレジットのお支払いは最大15年まで分割払いが可能です。

金利に関しましては、信販会社(オリコ・ジャックス・イオン等)を利用した場合、2020年4月現在、実質年率で2.400%である場合がほとんどです。

銀行のローンと比較した場合、信販会社のクレジットは手続きが簡単という利点があります。

尚、分割払いをご希望の場合、銀行ローン・信販会社のクレジットともに、弊社で手続きを代行致します。

蓄電池の補助金制度

蓄電池を導入する際、お住まいの自治体によっては補助金制度を整備している場合がございます。

これらの条件は、弊社にてお調べすることが可能です。

蓄電池の補助金制度が整備されている自治体において、蓄電池単体での導入に対する給付額の相場は3~10万円となっております。

また、自治体によっては、現金ではなく商品券にて還元される等の場合もございます。

条件・金額は各自治体によって異なりますので、詳細は各自治体ホームページ等からご確認いただくか、弊社までお問い合わせください。

後付け蓄電池の費用対効果

蓄電池の価格は高額であり、価格面の負担が蓄電池のデメリットである一方で、太陽光発電に蓄電池を後付けした場合に得られる費用対効果・メリットは絶大です。

そのため、高額な商品でありながら、今後の家計への「投資」として、また最近では、災害時に「家族を守る」という意味で、蓄電池を導入される方がかなり増えてきました。

太陽光発電の売電価格との関係

従来、太陽光発電を導入しているご家庭には「固定価格買取制度(FIT制度)」が適用され、太陽光発電設置から10年間、電力会社が余剰電力を一定価格で買い取ることが保証されていました。

この制度は2009年11月から実施され、2019年11月で「10年」を迎えました。

これにより、2019年11月以降、10年間の「買取期間」が順次終了するご家庭が発生し始めました。

10年の買取期間が終了したご家庭の売電額(東電管内)は、8.5円(税込)/1kWhとなります。

固定価格買取制度は元来、太陽光発電の普及を促進するための制度であり、2009年の制度開始時点の買取価格は48円(税込)/1kWhとされていました。

つまり、固定価格買取制度の満了に伴い、家計の収入となっていた売電価格が約6分の1まで減額することになります。

これに対し、電力会社から電気を買う際、買電価格は約30円(税込)/1kWhですから、より安い金額で売ってしまうことは家計にとって損をすることになるのです。

また、将来的には買取価格が0円にまで引き下げられるという情報もあります。

使わない電気を安く売って損をしない為には、昼間に発電し余った電力を蓄電しておき、夜間に自宅に向けて放電することのできる家庭用蓄電池の導入こそが、最もお得で賢い対応策なのです。

災害時の停電でも自給自足可能

太陽光発電と蓄電池を設置していれば、突然の自然災害による停電時にも、自給自足で電気を使用することが可能です。

近年、地震や台風をはじめとする自然災害によって、広域に渡る長期間の停電が頻発しています。

実際にTwitter上では、蓄電池設置済みのご家庭が災害時に電気を使用できた心強さについて、数多く言及しています。

下記は、平成30年の台風21号および北海道地震における、蓄電池接地済みユーザーのツイートを引用したものです。

蓄電池への投資で元は取れるか

太陽光発電に蓄電池を後付けする場合、節電の面のみに注目すれば「完全に回収はできない」というのが現実です。

しかしながら、固定価格買取制度の終了によって生じる家計の損失を考慮した上で、災害時の自給自足生活が可能というメリットを加味すれば、多くのご家庭ではプラスマイナス0、または少額の投資にて蓄電池の導入が可能です。

後付け蓄電池の選び方と知識

太陽光発電を設置済みのご家庭に蓄電池を後付けする場合、価格の他にも性能面で重視したいポイントと、知っておきたい知識をご紹介します。

蓄電池の寿命とサイクル

太陽光発電に加え、蓄電池を後付けで導入する際、蓄電池の寿命も気になるところです。

メーカー・商品毎に異なりますが、蓄電池の寿命は約15年から20年とされています。

しかし、この「寿命」とは新品時の蓄電容量を100%とした場合、60%を維持できるリチウムイオン電池の充放電寿命を指し、この寿命を過ぎたからといって使えなくなるわけではないのです。

蓄電池の充放電寿命は、基本的に6000サイクル~8000サイクルあり、1日1サイクルとした場合、6000÷365=16.4年、8000÷365=21.9年と算出できます。

また、充放電寿命を迎えた場合でも、蓄電池ユニットを新品に交換すれば、継続して使用可能になります。

停電時全負荷型と特定負荷型

太陽光発電に後付けする蓄電池を選ぶ際には、停電時に「全負荷型」「特定負荷型」のどちらに該当するかという点が重要になります。

全負荷型

メリット:蓄電池を直接既存の分電盤に接続するため、停電時でも家庭のすべての電気が使用可能。

デメリット:家電などをコンセントに接続していた場合、待機電源として自動的に無駄な電力が消費される懸念がある。

特定負荷型

メリット:非常時は使用可能なコンセントが制限される一方で、無駄な電力の消費を抑えるため、小さめの蓄電池でも長時間持続可能。

デメリット:特定負荷分電盤を新たに設け、既存の分電盤から使用したい回路20Aを一つ選択し、停電時はその回路のみ使用可能。(多くの場合、冷蔵庫のあるキッチンやリビングを選択)

どちらもメリット・デメリットがありますが、前者「全負荷型」の商品の多くは蓄電池ユニット自体も大容量となっており、全負荷型のデメリットをカバーできていると考えることもできます。

蓄電池用パワコンの種類

太陽光発電に蓄電池を後付けする場合、蓄電池用パワコンの仕様が重要になります。

パワコンとは、正式には「パワーコンディショナー」と呼ばれるものであり、太陽光発電で作られた「直流」の電気を家庭用電源である「交流」へ変換したり、逆に家庭用電源の「交流」を蓄電池ユニットへの充電で必要な「直流」へと変換する機器です。

蓄電システムには、単機能型ハイブリッド型があります。

単機能型は、本来別々である太陽光発電システムと蓄電システムを連系させるため、各々別のパワコンが稼働します。そのため電力変換回数が多くなり、どうしても変換ロスが発生します。

ハイブリッド型は、太陽光発電システムのパワコンを撤去し、太陽電池の配線をそのまま蓄電池用パワコンにダイレクトに入力できるため、電力変換効率が上がります

従来型パワコン-太陽光発電に蓄電池後付けの価格 ハイブリッド型パワコン-太陽光発電に蓄電池後付けの価格 パワコン変換効率-太陽光発電に蓄電池後付けの価格

後付け蓄電池のおすすめ機種

太陽光発電に後付けする蓄電池として、弊社では以下の3つの蓄電池をおすすめしております。

いずれの蓄電池も、停電時でも太陽光発電システムを効率良く運転制御出来るタイプです。

弊社のお問い合せページより、お客様のご予算に合わせてお見積りをご依頼いただくことが可能です。

長州産業/スマートPVマルチ

太陽光発電に蓄電池を後付け-長州産業スマートPVマルチ

[画像: cic-solar.jp]

  • 設置場所:屋外・屋内設置型
  • 蓄電容量:16.4kWh 9.8kWh 6.5kWhいずれかを選択
  • 停電時:単機能特定負荷型 ハイブリッド特定負荷型 ハイブリッド全負荷型から選択
  • 重量:16.4kWh-150kg 9.8kWh-102kg 6.5kWh-65kg
  • 保証:15年
  • その他特徴:200V使用可能。蓄電池ユニットの容量と構成機器をチョイスすることにより、6パターンの幅広い仕様が選べます。

長州産業の『スマートPVマルチ』は、お客様宅の電気使用頻度やご要望に応じて、最適な選択肢をご提案出来る、今までにないシステムです。

組み合わせ例

  1. 16.4kWh 単機能特定負荷型
  2. 16.4kWh ハイブリッド特定負荷型
  3. 16.4kWh ハイブリッド全負荷型
  4. 9.8kWh 単機能特定負荷型
  5. 9.8kWh ハイブリッド特定負荷型
  6. 9.8kWh ハイブリッド全負荷型
  7. 6.5kWh 単機能特定負荷型
  8. 6.5kWh ハイブリッド特定負荷型
  9. 6.5kWh ハイブリッド全負荷型

16.4kWh蓄電ユニットは、消防法で家庭に置くことが出来る最大容量のユニットです。

また、16.4kWh、9.8kWh、6.5kWh共に、補強条件が許せば屋内設置も可能。

尚、6.5kWhは世界最小クラスの蓄電池ユニットであるため、クレーン搬送や基礎工事等の大掛かりな設置工事が不要です。

長州産業/スマートPVプラス

長州産業SmartPV Plus-蓄電池を太陽光発電に後付け

[画像: cic-solar.jp]

  • 設置場所:屋外設置型
  • 蓄電容量:7.04kWh 蓄電池ユニットを増設することで14.08kWhも可能
  • 停電時:ハイブリッド全負荷型
  • 重量:130kg
  • 保証:15年
  • その他特徴:200V使用可能。蓄電池ユニットに安全性に優れるリン酸鉄リチウムを採用し、12,000サイクルの長寿命、最大5.5kVAの高出力です。

長州産業の『スマートPVプラス』は、ご家庭の売電単価や電気の使用量に応じて4つのモードから適切なモードを選択することで、より効率的な節電を実現できます。

停電時には家全体に電気を供給するため、普段と変わらぬ生活が可能です。

2台の蓄電池ユニットを使用すれば、14.08kWhもの大容量蓄電池となり、万一の大規模停電に直面した際も快適な暮らしを維持することができる絶大な安心感を誇ります。

伊藤忠商事/スマートスターL

太陽光発電に蓄電池を後付け-伊藤忠商事/スマートスターL

[画像:smartstar.jp]

  • 設置場所:屋外設置型
  • 蓄電容量:9.8kWh
  • 停電時:全負荷型
  • 重量:パワコン一体型で195kg
  • 保証:10年
  • その他特徴:大容量で200V使用可能、AIで節電を最適化

伊藤忠商事の『スマートスターL』は、9.8kWhの大容量な蓄電容量と、200V機器にも対応している点が魅力の蓄電池です。

停電時は全負荷型となり、エアコンやIHクッキングヒーター、エコキュート等、200Vの電圧を使用する大型電化製品を稼働させることができます。

また、月々1320円(税込)でAI(人工知能)との連携によって、その家庭の充放電を自動的に最適化するサービスを利用でき、東電管内ではおよそ1650円(税込)程度の節電が可能です。

蓄電池設置までの流れ

太陽光発電に蓄電池を後付けする場合における、設置までの流れや期間をご紹介します。

太陽光発電が既に設置済みであり、蓄電池のみを後付けする場合は、ご契約からおよそ2~3週間、最長でも1ヶ月半ほどで工事が完了致します。

  1. お見積り
  2. ご契約
  3. 信販会社の審査(通常1日~2日)
  4. 着工(多くの場合、工事は丸1日で終了)

※自治体の補助金を利用する場合、申請時期や受理されるまでの期間等は、各自治体によって異なります。

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